にかいめの面接

 田舎キャンパスを飛び出し、都内にて面接。これだけで緊張の度合いが数倍あがるよ。

 面接官は、日本人3人とドイツ人2人。日本人は全員ドイツ語教育系の教員で、1人は担当教授だった。ドイツ人は奨学金を出してくれる財団の方と、留学先の教員。計5名。

 以下、質問内容。

  • 研究テーマと研究計画について説明してください(日本人教員、日本語)
  • 履歴書の内容に関する質問(財団の方、ドイツ語)
  • 最近の日本についてドイツ人に伝えたいこと3つ挙げてください(同上)
  • 研究の進め方について詳細(ドイツ人教員、ドイツ語)
  • 日本ではドイツ語留学者どころか学習者も減ってるけど、それについてどう思うか。(同上)
  • 研究の計画について詳細(日本人教員、日本語)
  • 研究に必要な技術的能力について質問(同上)
  • この研究のテーマの意義について疑問(日本人教員、ドイツ語)
  • 奨学金が通ったら、現地でドイツ人と共同プロジェクトをすることになるが、可能か(日本人教員、日本語)
  • コミュニケーションに必要なものは何だと思うか(日本人教員、日本語)

 所要時間20分と、短い面接だったが、内容はとても濃いものになった。

 結果として、とにかく「一生懸命さ」を伝えることはできた。つまり、相手に自分の思いを伝えたい、という意欲。文法は目も当てられない状況だったけど、目標だった「沈黙を作らない」は達成できたし、結果がどうあれ、これが自分の精一杯だ。