バイト卒業

 本日、バイトを辞めました。

 ダブルディグリープログラムのカリキュラムと両立できなくなったから。必要単位が2倍なので、そりゃ忙しくもなるわな、と。また、震災の関係で日曜日にも授業があって、忙しい週末に入れないことで迷惑かけてたのもあります。

 始めた当時はまだ成人してなかった。コミュニケーション苦手、接客なんて言うまでもなく。皿洗いに積極的に勤しみ、お客さんとの会話は最小限。電話が怖い。失敗するたび、「向いてない。辞めたい。」そう思った。

 あれから5年半経ちました。

 電話越しに笑えるようになった。一番忙しい週末夜を一人で回しながら、お客さんと会話できるようになった。後輩を教育できるようになった。自分の限界を知って、対処できるようになった。自分は変われる、そう思えるようになった。

 すべては、私を大人として扱ってくれた、店長のおかげです。

 店長の背中をみて、バイトという枠から外れ、ひとりのメンバーとしてチーム(店)に貢献すること、メンバーとたのしく働くにはどうしたらいいか考えることを学びました。そのスタンスが、巡り巡ってお客様の満足につながることも。

 このバイトをしていなければ、こんなに素敵な仕事観は作れなかった。



 …ここまで書いてやっと、ああ、恵まれた環境に居たんだなあと実感。

 あれ、ディスプレイが滲んで、