授業の履修準備

 夏休み中に、各授業の教授に会っておくのをお勧めします。理由は、

  • ダブルディグリーという特別カリキュラムにいることを伝えるため
  • 自分の研究内容と授業の内容が重なっているか確認するため
  • 言語レベルが母語話者に満たないため、様々な面で考慮してもらうため

 以下が(おそらく)理想の展開です。
 

  1. 事前準備
    • 入学手続きを済ませ、シラバスが閲覧できる状態にする*1
    • ダブルディグリーのModule(単位要件)を受け取る
    • TA*2と相談して授業を決める
  2. 学期開始1ヶ月前
    • 留学担当者に、履修したい授業のリストを送る
    • 留学担当者から、授業担当者に連絡してもらう/もしくは自分で連絡する
    • この時の内容は「先生の授業が履修したいのですが、直接相談したいので会えませんか」程度に留める*3
  3. 学期開始3週間前〜
    • 授業担当者から返事が来たり来なかったりする。なぜならまだ夏休み期間だから。
    • 返事が来なかったら、留学生担当者に相談する。
  4. 学期開始2週間前〜
    • 授業担当者に会う。内容に関して話を聞き、履修したいと思ったら、その旨を伝える。*4
    • もし内容が思ってたよりも面白くなさそうだったら、「私の研究に近い授業を紹介してもらえませんか」と聞く。
    • 紹介してもらった授業担当者に連絡する。

 以下ループです。いろんな教授の授業を履修するならば、それだけ時間がかかります。

 ちなみに、私の場合はこんな流れでした。



【ある日】
日本の教授から連絡「学期始まってからじゃ研究グループに入れないかも!?!?いますぐ先生に連絡しないと!」

(研究グループって何!?私まだこっちの単位要件すら教えてもらってないんですが……)

言語学およびDaFの教授らの名前を教えてもらう。DaFの教授のオフィスアワーはなんと明後日しかない……

急いでメール

【1日後】
言語学の教授から連絡。DaFの教授からは返信なし……どうしよう……

【2日後】
とにかくDaFの教授のオフィスに行こう!早朝から電車で2時間かけて大学のある町へ

DaFの教授と留学生担当者のオフィスはなんと同じビルだった。留学生担当者から単位要件リストをもらう。

DaFの教授のオフィスアワーに乗り込む。連絡が急すぎると怒られるが、顔と名前を覚えてもらい、受け入れOKと返事。

シラバス見てないから、何に受け入れられたのか分からんよ……)

留学生担当者の秘書からシラバスの見方を教えてもらう。

 順番がアレすぎるだろ。

*1:うちの大学の場合は、入学手続き時に学生用ポータルサイトのID/Passwordを受け取る。そのサイトからシラバスを閲覧したり、履修申告をしたりする。

*2:もしくは身近なドイツ語母語話者。自分の研究内容を理解してくれて、授業シラバスを自分と一緒に見てくれる人

*3:私のようにいきなり研究計画書などを送り付けてはならない。

*4:私と同じカリキュラムのDD生ならば、この時点でTAも紹介してもらうことが必要です。